EJイノベーション技術センター(EJITセンター)
EJ INNOVATION TECHNOLOGY CENTER
国民の生活や産業の基盤となるインフラ施設の老朽化、頻発する豪雨災害等の自然災害への対応は、わが国のインフラ整備における最重要課題となっています。加えて、少子高齢化によるインフラ整備の担い手の減少といった社会問題も抱えており、国民の安心・安全で豊かな暮らしの実現には、従来の整備の進め方から、IoT、人工知能(AI)、ビッグデータ等を活用するデジタル技術のイノベーションを加速させ、インフラ施設の整備や維持管理を強力に推進することが求められています。
当社は、このような時代のニーズに応えるべく、技術開発の枠組みをより一層拡大するために、「災害リスク研究センター」を組織改編し、2021年6月1日に『EJイノベーション技術センター』を発足させました。
EJイノベーション技術センターでは3つのグループが連携し、E・Jグループが目指す「わが国第一級のインフラ・ソリューション・コンサルタントグループ」を基本理念に、「災害リスク研究センター」での取り組みの継承と、IoT・AI等デジタル技術を駆使した差別化技術の開発に加え、最新の点検調査技術を始めとするインフラ技術全般の進化~開発に取り組んで参ります。
研究グループ
RESEARCH GROUP
災害リスクグループ
「災害リスク研究センター」の取り組みを継承し、地震、津波、高潮、洪水、土砂、火山災害等の自然災害リスクの評価、防災計画、防災対策および啓発・復興事業等に係るソリューション技術の開発を行っています。
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ハイパースペクトル
カメラによる物質同定撮像情報を用いた
物質・物性の同定手法 -
地震時の斜面崩壊
危険箇所の抽出震度に応じた崩壊発生率など
から被害想定 -
災害対応
工程管理システム自治体防災計画の
優先度評価システムの開発
データサイエンスグループ
国の施策であるSociety 5.0の実現、インフラDXの推進などを視野に入れ、陸域・水域の3次元計測とデータ処理・利活用、衛星画像を含む画像解析、画像識別、センサー等による災害情報の取得・集約・可視化、XR等、IoT・AI関連技術を含むデータサイエンス技術の開発を行っています。
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見える化+見せる化数値シミュレーション結果を
VRで見せる -
被災度即時判定システム簡易地震計を用いた
災害状況調査システムの開発
インフラ技術グループ
インフラ施設の調査・点検手法の高度化・効率化をはじめとした、インフラ施設整備や維持管理等インフラ技術全般に関するソリューション技術の開発を行っています。
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自律型・遠隔操作の水中測定あらゆる建設生産プロセスでの
迅速化・効率化
災害調査
EJECでは災害発生時には、復旧・復興に携るだけでなく、災害調査を実施して公開しています。これにより、その後の土木インフラ技術の発展の一助となることを願っています。
- 「令和6年能登半島地震」について地震動資料を掲載しました(更新)
- 2022年3月16日福島県沖の地震について地震動資料を掲載しました(EJITセンター)
- 「東日本大震災から復興への記録~10年の活動を振り返る~」を発刊しました(EJITセンター)
- 2021年2月13日福島県沖の地震について地震動資料を掲載しました(災害リスク研究センター)
- 「令和元年 山形県沖地震被害調査 報告書」掲載(災害リスク研究センター)
- 「平成30年北海道胆振東部地震 被害調査報告」掲載(災害リスク研究センター)
- 2018年6月18日大阪府北部地震について地震動資料を掲載しました(災害リスク研究センター)
- 「東日本大震災5周年 ~当社の活動記録~」を発刊しました
- 「鳥取県中部の地震 被害調査報告」を掲載しました
- 「2016年熊本地震被害調査報告」を掲載しました。
- 平成28年(2016年)熊本地震の現地調査速報(益城町など)(PDF 4.6 MB)
- 「ネパール地震被害調査報告」を掲載しました(PDF 13 MB)
- 「ニュージーランド・クライストチャーチ地震被害調査報告」を掲載しました
- 2011.3.11以前の災害調査
- 株式会社エイト日本技術開発
- EJイノベーション技術センター