沼津市の都市計画道路設計デザインコンペで最優秀

2020.3.4

沼津市「(都)沼津南一色線設計競技(デザインコンペ)」で当社とイー・エー・ユーとの設計共同体の作品が最優秀提案に選ばれました(協力者:国士館大学二井昭佳教授、文化財保存計画協会)。
対象となる都市計画道路沼津南一色線は、沼津市の南北都市軸を構成する幹線道路として事業が開始されていますが、道路計画上に極めて価値の高い「高尾山古墳」が発見されたことから工事を中断し、有識者による道路整備と古墳保存の両立に関する協議会を開催し検討が進められています。
沼津市はこの難易度の高い道路整備に関して、設計競技方式を採用しました。
当社はこの設計競技に参加し、次のデザインコンセプトを基に提案を行った結果、最優秀提案に選定されました。

ふるさとの風景をつくる「みちにわ」

二次提案書 (PDF 27MB)

  1. 時を超え,地域の心の拠りどころでありつづける場所づくり
  2. 古墳のある日常風景で,古墳への愛着が高まる場所づくり
  3. 暮らしを支える、歩行者優先の街路ネットワーク
  4. 古墳を保全し,その魅力を引き立たせる橋とトンネル

このコンペで最優秀提案を提出した者が測量設計業務の契約交渉に進みますので、当社は引き続き、市民のみなさまと共に地域への愛着が高まる空間創出に力を発揮する所存です。

外部リンク:沼津市「都市計画道路沼津南一色線の整備状況について」

第二次提案書の1ページ目 イメージ図