地上型レーザー測量による最終処分場の残余容量計算
2019.5.31
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2018.4時点
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2019.4時点
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2018.4観測値と2019.04観測値の差分解析図
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3次元レーザースキャナー
美馬環境整備組合は美馬市・つるぎ町の一市一町から発生する一般廃棄物の処理を行っています。そして、回収された不用品のうち再利用できないものを長谷最終処分場で埋め立て処分しています。
EJECはこの最終処分場に搬入可能な量(残余容量)を把握するため、地上設置型の3次元レーザースキャナーを使用しました。
3次元レーザースキャナーは、計測対象にレーザーを放射状に照射することで、表面形状の3次元座標(点群データ)を取得することができる計測機器で、得られたデータは3次元モデルの作成や、体積計算などに利用できます。
この業務では、現状と埋立終了時の設計モデルとの比較により残余容量の算出を行いました。
さらに、3次元レーザーのデータを各年度ごとに比較することで、埋め立てられた体積の変化量を、従来の標尺等を用いた計測方法より高精度で、効率よく計算することが可能となりました。
業務名 | 平成31年度 長谷最終処分場残余容量計測調査委託業務 |
場所 | 徳島県美馬郡つるぎ町貞光 |
期間 | 2019年4月5日~2019年5月31日 |
事業主体 | 美馬環境整備組合 |
レーザー:国土交通省(国土地理院を含む)やJIS(日本工業規格)ではレーザと称する
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