三陸縦貫自動車道 千徳大橋
2013.3.31
千徳大橋は、宮古中央インター線の橋梁区間として2013年3月に開通しました。
宮古中央インター線は、三陸沿岸道路(仙台~八戸)と宮古盛岡横断道路(宮古~盛岡)の結節点となる宮古中央JCTや宮古中央ICと一般国道106号を結ぶ道路です。
宮古中央インター線は三陸縦貫自動車道の宮古道路改築事業の一環として整備され、三陸沿岸道路や宮古盛岡横断道路の供用に先駆けて開通しており、市街地へアクセス向上、閉伊川上流部に架かる花輪橋、下流部の小山田橋の渋滞緩和が期待されています。
EJECは千徳大橋(設計時は松山橋と呼称)の詳細設計、道路詳細設計、平面交差点詳細設計及び一般構造物詳細設計を担当しました。
<設計時の課題>
- 早期開通の実現に向けた工期の短縮
- 多径間連続桁の多点固定による支承コストの工費削減
- 維持管理費の削減
<橋梁概要>
- 二級河川閉伊川を跨ぐ、耐候性鋼材を用いた7径間連続非合成鋼鈑桁橋
- 橋長341m(最大支間長54.0m)、幅員11.5m、5本主桁(桁高2.2m)
- 上下部の固定条件は中間支点4点固定とし、幅員変化部や曲線部の主桁は直線折れ桁を採用
路線名 | 三陸縦貫自動車道 |
業務名 | 平成21年度 松山橋詳細設計業務 |
場所 | 岩手県宮古市松山~宮古市上鼻地内 |
期間 | 2010年2月10日~2010年12月13日 |
事業主体 | 国土交通省 東北地方整備局 三陸国道事務所 |
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