鋼・コンクリート合成床版 国道250号「坂越大橋」

2016.3.27

EJEC 株式会社エイト日本技術開発 国道250号「坂越大橋」

新坂越橋が架かる国道250号は、神戸市を起点とし岡山市に至る延長約147㎞の主要幹線道路です。このうち、災害時の緊急輸送道路確保を目的として延長約1.5Kmの区間でバイパス整備が計画されました。
架橋位置付近の赤穂市においては、二級河川千種川を渡る現橋の坂越橋の東西詰め交差点で混雑時の渋滞が著しく、老朽化とあわせて早期の改良が必要とされる区間でした。
上部工形式は、新構造・新形式を加えた比較検討により、床版構造は高耐久性である鋼・コンクリート合成床版とし、鋼5径間連続合成少数主桁橋(4主桁)を採用しました(橋長L=270m、最大支間長56m、最大幅員22.5m、桁高1.8m~2.9m)。
主桁は、添接板を減らすため、トレーラー横積み最大14mを設定しました。
橋脚形状は、景観性に配慮し銀杏型とし、上部工張出し部と調和を図る計画としました。

名称を「坂越大橋(さこしおおはし)」と決められ、平成28年(2016年)03月27日に開通式が行われました。

路線名 一般国道250 号
業務名 (国)250号 新坂越橋 橋梁詳細設計業務委託
場所 兵庫県赤穂市高野 地内
期間 2007年7月12日~2008年11月30日(2016年3月27日供用開始)
事業主体 兵庫県