尾道・松江自動車道 竹地川橋

2013.3.30

作品集:尾道・松江自動車道 竹地川橋

竹地川橋は、橋長297mの3径間連続PCラーメン箱桁橋です。起点側橋台は高盛土の末端に計画されていることから、地山に定着させない「盛りこぼし橋台」を採用し、不要な掘削を減らしコスト縮減を図りました。橋脚は2橋とも高さが40m程度の高橋脚であったため、RC橋脚、SRC橋脚、鋼管複合橋脚にて比較検討を行い、施工性・経済性ともに優れる「SRC橋脚」を採用しました。
橋脚基礎は地山裾部に計画されるため、単独基礎として大口径深礎杭を計画し、起点側橋脚については地山勾配がきつく、深礎杭設置に伴う通常の永久切土法面の形成が難しいため、斜面を鉛直に掘削可能な「竹割型土留め工」を計画し、掘削土量の軽減を図りました。

■2013年3月30日開通:記者発表資料
http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/chugoku/h25/0204/pdfs/01.pdf

路線名 尾道・松江自動車道
業務名 尾道・松江自動車道竹地川橋橋梁 詳細設計業務
業務内容 広島県庄原市
期間 2006年7月5日〜2007年3月23日
事業主体 国土交通省中国地方整備局 三次河川国道事務所