国道439号落合拡幅工区
2016.3.31
国道439号は徳島市を起点とし、高知県四万十市に至る一般国道で、沿線住民の生活に重要な役割を担う道路ですが、主に山間部を通過するため地形条件が厳しく未改良区間が多く残っています。
EJECが設計を行った長岡郡大豊町落合工区は、国道32号から落合集落を繋ぐ延長約3㎞で、そのうち落合集落に隣接した延長約0.7㎞が今回開通した区間です。同区間は平成初期に設計を行った区間ですが、その後の社会情勢や地質条件、施工条件の変化、新技術等を考慮し、平成15年度から工事発注に応じて、擁壁形式や切土方針等の見直しを行いました。
変更となった条件を受け川側には補強土壁工や軽量盛土工、山側には法枠+アンカー工や高エネルギー落石防護網工等の新技術を提案しました。
同区間は平成17年度から本格的に工事が開始され、平成28年10月に供用開始となりました。
路線名 | 国道439号 |
業務名 | 国道439号道路実施設計委託業務、他 |
場所 | 高知県長岡郡大豊町落合 |
期間 | 1989年度~2015年度の間 |
事業主体 | 高知県 |
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