奥明日香ビオトープ

2012.8.31

作品集:奥明日香ビオトープ

対象施設は、「神奈備の郷・川づくり」整備事業の一環として、棚田跡を利用したビオトープの基盤整備を行ったもので、飛鳥川から用水路を介した引水を行う等、地域の協力のもと完成しました。

【本施設の目標】

  • 環境学習の場としての生物の生息・生育地を保全・創出する
  • 行政と地域住民やNPOとの協働による環境づくりの拠点とする

【計画・設計上の留意点】

  • 地域住民やNPO等が主体となって施設を管理・運営することを前提に、各組織と意見交換のうえ、コンセプトを決定
  • <要望事項等>
  • 飛鳥川河道内で行っているホタル飼育活動が洪水等の影響を受けるため、安定的に使用できるホタル育成場所の確保
  • 貴重植物の保全活動に資する移植場所の確保
  • 水理・日照等の環境条件を分析

施設名 奥明日香ビオトープ
業務名 飛鳥川 中小河川改修事業設計委託
場所 奈良県明日香村稲渕
期間 【計画〜詳細設計】2008年度
竣工 2012年8月
事業主体 奈良県桜井土木事務所