七瀬川 二層式河川
2008.7.31
七瀬川は、京都市南東部を東西に流れ、淀川水系東高瀬川に合流する都市河川であり、東高瀬川合流点から上流約2.9kmが一級河川に指定されています。七瀬川の治水安全度は全川的に低く、浸水被害がたびたび発生しており、地域住民から抜本的な改修要望が高い河川で、平成4年度から都市基盤河川改修事業として、全国2例目の二層式河川整備を進めてきました。
七瀬川の改修にあたっては、安全で水と緑豊かな潤いのある生活環境の創造を図るため、治水整備と水辺空間整備、さらにまちづくりが一体となった事業に取り組みました。二層式河川区間は、東高瀬川から上流の約950mで、下部河川は洪水時の水を安全に流せる治水施設として流域の浸水対策を担い、上部河川は緑豊かな水辺空間として、地域住民の憩いと遊びと触れ合いの場として利用されています。
施設名 | 都市基盤整備事業七瀬川二層式河川 |
場所 | 京都市伏見区 |
期間 | 【構造提案~詳細設計業務】1989年度~2000年度 |
期間 | 2008年7月(1992年度事業着手) |
事業主体 | 京都市河川整備課 |
- 株式会社エイト日本技術開発
- 実績紹介
- 河川・港湾
- 七瀬川 二層式河川