UAVグリーンレーザーによる水中地形計測の実証実験
2023.11.8
EJECでは、UAVグリーンレーザーによる水中地形計測の実証実験を行いました。
近年、計測機器の軽量・小型化が進み、陸域から水域(浅瀬)までのシームレスな3次元地形データを取得する場合は、UAVグリーンレーザーが広く用いられるようになっています。
しかし、グリーンレーザーは水中の濁度の影響を強く受け、濁度の状況によっては水域の計測ができない場合もあります。
そこでEJECでは、以下の実証実験を行いました。
・UAVグリーンレーザーで取得したデータと水深による濁度の関係性を把握する。
・シームレスな3次元地形データの確認(または、水中地形データの精度確認)のためナローマルチビーム搭載のASV(自律型無人計測艇)で取得した
正確な水中地形データと比較検証する。
実施日: 2023年10月24日(火)~26日(木)
場所: 島根県隠岐郡隠岐の島町東郷地先(福浦橋)
EJECでは、現場の状況に合わせた高品質な計測データを効率よく取得するために、実証実験を重ねています。
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UAVグリーンレーザーで浅瀬の地形を計測
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濁度計を使用しながら、ASVで3次元地形データを取得
10月26日(木)には、隠岐の島町立西郷南中学校1年生の皆さんが、職業体験学習として、実証実験を見学しに来てくれました。初めて見る機械には、興味津々の様子でした。
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計測機器を紹介
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UAVで生徒の皆さんを撮影
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