亘理清掃センター災害復旧修繕施工監理
2012.9.28
2011年3月11日に発生した東日本大震災により宮城県では下水道やごみ処理施設が被災し大きな被害が発生しました。
亘理名取共立衛生処理組合(名取市、岩沼市、亘理町、山元町の2市2町で構成)が管理するごみ処理施設等でも、地震や津波により収集作業を縮小したり中止せざるを得ませんでした。
組合では震災により発生した災害廃棄物を仮置きしつつ、早期のごみ処理体制の復旧を目指すことになりました。
このうち2階まで津波をかぶるなど壊滅状態であった亘理清掃センターでは、以下(1)~(9)の各施設・設備を同時に行い災害以前の状態まで復旧させることとなりました。
(1)計量所、(2)焼却施設、(3)ペットボトル処理場、(4)粗大ごみ処理施設、(5)廃プラ圧縮梱包施設、(6)車庫棟、(7)ストックヤード、(8)外構、(9)管理棟
EJECは復旧支援として組合と共に工事の全体にわたる書類管理・現場監理を担当しました。
復旧工事は8工区に分かれた工事となり、請負業者も8社の分離発注、監督員も8人に分かれたことから、工区間の調整や進捗状況の管理、各種書類の審査・整理等が煩雑になりがちな条件でした。さらに、工事発注後の災害査定、交付申請等の手続きがあり、事務手続きについても通常のスケジュール計画では進捗せず、その都度迅速な復旧支援対応が求められました。
亘理清掃センターの復旧修繕は2012年9月に完了し、本格稼働が開始されました。
施設名 | 亘理清掃センター |
業務名 | 亘理清掃センター災害復旧修繕施工監理業務委託 |
場所 | 宮城県亘理郡山元町高瀬 |
期間 | 2011年9月16日〜2012年9月28日 |
事業主体 | 亘理名取共立衛生処理組合 |
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