大崎広域東部汚泥再生処理センター
2011.9.30
【事業の概要】
老朽化したし尿処理施設を循環型社会形成の観点から、環境省の交付金事業である有機性廃棄物リサイクル推進施設(汚泥再生処理センター)として更新しました。
EJECは、汚泥再生処理センター整備に係る生活排水処理基本計画、生活環境影響調査、地域計画、施設基本計画、発注仕様書作成及び技術評価の一連の業務を実施し、本施設の設計・施工監理まで行いました。
【施設の概要】
処理能力:139kL/日(し尿65kL/日,浄化槽汚泥36kL/日,有機性廃棄物(農集汚泥等)38kL/日)
水処理方式:標準脱窒素処理+高度処理
資源化方式:汚泥助燃剤化方式
【施設の特徴】
水処理方式としては、負荷変動に強く運転管理性に優れた標準脱窒素処理方式を採用しました。また、資源化方式としては、経済的でかつ汚泥の有効活用を図った汚泥助燃剤化方式(脱水機型式:スクリュープレス型脱水機)を採用し、隣接するごみ焼却施設に専用の助燃剤投入設備を設けることで、焼却炉への負荷変動を最小限にするように配慮しました。
脱水補助剤として脱水し渣を利用したり、高濃度臭気の脱臭設備として生物脱臭方式を採用して薬剤使用量を少なくするなどランニングコストの低減を図りました。
施設名 | 大崎広域東部汚泥再生処理センター |
業務名 | 大崎広域東部汚泥再生処理センター建設工事施工監理等業務委託 |
場所 | 宮城県遠田郡涌谷町 |
期間 | 2008年7月25日~2011年9月30日 |
竣工 | 2011年9月 |
発注者 | 大崎地域広域行政事務組合 |
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