3Dモデルを活用した汲川原橋の耐震補強設計
2022.3.31
3次元CADを用いた工事・設計履歴の見える化
三重県地域防災計画で第一次緊急輸送路に指定されている一般県道三行庄野線が一級河川鈴鹿川を渡河する汲川原橋(くみがわらばし)(L=306.24m、上下線)について、その耐震補強設計を実施しました。
汲川原橋は上下線分離の橋梁であり、下り線は1972年に竣工(1996年拡幅)、上り線は1994年に竣工しています。施工年次が異なり各種諸元が異なる2橋に対し、各々の特性に配慮しながら橋脚補強(RC巻立て)およびフーチング補強、支承取替え(下り線)、水平力分担構造の設置(上り線)、落橋防止構造等の設計を実施しました。
また、河川協議を2回実施し、CIMモデルを用いた施工ステップ図を利用した協議を実施しました。
CIMツールを利用した施工ステップ図の作成
3D配筋図による鉄筋干渉チェック
業務名 | 一般県道三行庄野線(汲川原橋)橋梁耐震補強設計業務委託 |
場所 | 三重県鈴鹿市庄野町地内 |
期間 | 2021年3月3日~2022年3月22日 |
事業主体 | 三重県鈴鹿建設事務所 |
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