明治時代に架けられた京橋水管橋補修工事実施設計

2020.3.13

京橋水管橋と京橋の全景パース

京橋水管橋は、道路および電車軌道橋である京橋(土木学会推奨土木遺産)に隣接するトラス式水管橋です。
水管橋の建設年は明治37年(1904年)と大正6~11年(1917年~1922年)に架けられた京橋より古く、国の登録有形文化財として登録されています。岡山県内で現存する最古の鋼ワーレントラス橋(5径間、全長131.2m)であり、鋼製水管橋としては、全国最古の貴重な遺産です。
EJECは、この貴重な文化財である京橋水管橋を存続させるため、現況の健全性評価を行い、更にトラス部材の腐食に対して断面性能を確認するため、三次元フレーム解析によるトラス応力照査や対策工法の検討を行いました。また、今後計画的に長寿命化対策を継続していくために必要な補修工事設計図書や各種資料等の作成を行いました。

  • 三次元フレーム解析によるトラスの応力照査

  • 側面全景写真

業務名 施設配委-01-001 京橋水管橋補修工事実施設計業務委託
場所 岡山市北区京橋町~岡山市中区西中島町
期間 2019年8月7日~2020年3月13日
事業主体 岡山市水道局