応用斜面工学シンポジウムにて「優秀論文賞」を受賞
2022.2.8
NPO法人応用斜面工学研究会が主催する 第1回応用斜面工学シンポジウムにて、EJEC 国土インフラ事業部の片岡が「優秀論文賞」を受賞しました。
発表概要
2014年に土石流が発生した長野県南木曽町では、過去数十年において何度も土石流が発生した記録が残っています。このような地域において、土石流がこれまでにどのような頻度で発生してきたかを調べることは、警戒避難に役立つ重要な示唆を得られると考えています。
そこで筆者らは、土石流堆積物中の植物遺骸や腐植土に対して放射性炭素14C年代測定を実施し、この地域において数百年にわたる期間の土石流発生時期を明らかにする研究を進めてきました。
シンポジウムの発表では、これまでに調査を行ってきた全渓流の土石流発生時期をまとめた「土石流発生年表」について報告しました。
- 開催日:
- 2021年12月1日~2日
- 受賞論文:
- 長野県南木曽町梨子沢周辺における土石流発生傾向の分析
- 発表者:
- 片岡 知(国土インフラ事業部)
- 共著:
- 海原 荘一(防災保全事業部)他3名(山口大学、復建調査設計株式会社)
- 株式会社エイト日本技術開発
- 実績紹介
- 地質・地盤
- 応用斜面工学シンポジウムにて「優秀論文賞」を受賞