CIMを活用した軟弱地盤対策設計
2013.3.15
四国横断自動車道(阿南~小松島)立江櫛渕地区の盛土構造を対象として、軟弱地盤対策工の検討と詳細設計を行ったものです。設計対象は最大15m程度の沖積粘土層を主体とした軟弱地盤で、盛土周辺は圃場整備済みの水田地区が分布しているため、用地境界の変位を考慮した合理的な軟弱地盤対策工の検討を行いました。また、道路盛土に近接する高圧電線鉄塔に対しては、FEMと骨組み解析の組合せによる応答変位法により、鉄塔の変形を照査、対策工の検討を行っています。
なお、平成24年度のCIM試行案件の対象であり、地形、構造物、地層、および施工~維持管理を意識した属性付き対策工、の3Dモデルを作成し、①設計内容の可視化、②4次元施工シミュレーション、③CIMモデルによる数量計算、等にCIMモデルを活用しました。
業務名 | 平成24年度 立江櫛渕軟弱地盤対策検討業務 |
場所 | 徳島県阿南市 |
期間 | 2012年10月13日~2013年3月15日 |
事業主体 | 国土交通省四国地方整備局 徳島河川国道事務所 |
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