横浜市獅子ケ谷雨水貯留幹線

2018.2.22

作品集:横浜市獅子ケ谷雨水貯留幹線

横浜市鶴見区の獅子ケ谷地区では、市街地化の進行に伴い流出量が増大し、大降雨時には浸水被害が頻発していることから、浸水被害を軽減することを目的として、既設の合流幹線からの越流雨水を収集して貯留するφ3000mmの貯留管(約600m)を布設しています。
貯留管の布設は泥水式推進工法を採用しており、管種は規格管としては最大径で、下記に示す特殊管を採用しました。

  • 急曲線(R=55m)対応の外殻鋼管付きコンクリート管(1/3管)
  • 高水圧(外水圧)に対応可能な0.3および0.4Mpaの高水圧対応継手の特殊管

また、貯留管に接続するφ500mmの放流管を250m布設している。占用する道路は幅員が狭く曲がりくねっているため、曲線対応型の小口径管推進工法を選定し施工しています。

路線名 獅子ケ谷雨水幹線(貯留管)
業務名 北部処理区獅子ケ谷雨水幹線 下水道工事に伴う設計委託
場所 鶴見区駒岡一丁目30番地地先から獅子ケ谷一丁目1番地地先まで
期間 011年5月18日~2012年3月30日
事業主体 横浜市