ダイアルアップ接続が出来ない
まず、パソコンをどうにかしなければならない。昨年中古で買ったバイオノートを考えた がやや重く、もうひとつ使いかってがよくない。そこで上司のレッツノートを借りることにした。小さくかつ軽い。さらにボールを使ったポインターも使いやす い。
パソコンが決まったらつぎはダイアルアップ接続をはたさねばならない。自宅でインター ネットをやった人ならあたりまえ、モデムを電話線に接続して、パソコンを設定すればよい。私も4年ほど前に初めてやったが、この時はまだインターネットは それほど一般的ではなく接続をはたすまで2週間程度をようした。その後も3回ほどやったがいずれもマックである。ウインドウズではやったことがない。しか し、最近はマックもウインドウズもずいぶん親切かつ簡単になっている。これは楽勝と考えた。ただし、海外ではホテルから接続するので、内線の壁を突破をし なければならない。この練習をかねて会社の電話からダイアルアップ接続をはたすことにした。
ところがどっこい、このダイアルアップ接続が出来ない。モデムを確認し(PCカー ド)、接続ソフトの指示どおりにやるがうまくいかない。周囲の人をわずらわしつつ、何度も設定をやりなおすが接続できない。モデムを変えてみたり、内線の 接続の方法を変えたり、いろいろ試したがうまくいかない。結局、若い人がいろいろ考えてくれ上手く行った。
原因は何か?こういうことは判ってしまえば何のことはない場合がほとんどである。しか し、こういう罠はいたるところにあり、十分に一般性を持つかもしれない。つまりどうだったかというと、パソコンがモデムを通じて電話をする、電話がかかっ た時、受話器をそっと電話機に戻しておかねばならない。受話器を適当な所においておくとノイズを拾うらしく接続できない。このことに気づくまで(自分で気 づいたのではない)、2日間を要した。コンピュータの世界はこういうことがままある。
しかし、このむないしい努力は決して無駄ではなかった(と思う)。海外で接続を確実に するための色々なノウハウを学んだ(これらは今のところ使っていないが)。まず、電話につなぐコードは最低でも2本くらいは必要である。また差し込み口 (モジュラージャック)は雄、雌の組み合わせに加え、分岐が可能な二股があった方がよい。内線からかける際、ゼロあるいは9番などで発信する。通常パソコ ンの電話番号設定で、ゼロ発信の場合、0,0353855111などとするがこれが上手く行かない場合がある。こういう場合、電話線を二股からわけ、一つ はモデム、ひとつは電話機につないでおく。そうして、まず電話から手動でゼロ発信を行い、繋がったのを確認してパソコンの接続ボタンを押す。パソコンの電 話番号はこの場合当然、0,はいれない。これでうまくいく場合がある。それから可能であればモデムは2種類程度用意した方がよい。接続先によってはモデム の相性が悪いことがあるらしい。
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