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2000年10月6日鳥取県西部地震は、緯度35.3度、経度133.4度、深さ10kmを震源とするマグニチュード7.3(気象庁発表)の内陸型の地震でした。 この地震の断層は、走向150度(北から時計回り)、水平方向約20km×鉛直方向約10km(東京大学地震研究所発表)の左横ずれ断層でした。 この断層面は、兵庫県南部地震の際の断層に比べ約4分の1程度の比較的小さなものと言えます。 断層周辺では、最大加速度800galを越す強い地震動を観測しており、これは兵庫県南部地震の際に神戸海洋気象台で観測したものと同レベルのものです。 以下に、科学技術庁防災科学技術研究所の強震ネット(K-net)と運輸省港湾技術研究所の港湾地域強震観測の強震記録を整理した結果について示します。 |
◆K-netの強震観測記録(加速度波形・応答スペクトルと地盤情報)
◆港湾技術研究所の強震観測記録(加速度波形・応答スペクトルと地盤情報) ◆最大加速度の分布 ◆加速度応答スペクトルの分布 |
固有周期T=0.1秒 |
固有周期T=0.5秒 |
固有周期T=1.0秒 |
固有周期T=2.0秒 |
固有周期T=5.0秒
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◆最大加速度の距離減衰
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強震観測地点(K-net) | ※見たい地点をクリックして下さい |
【リンク】
・科学技術庁防災科学技術研究所 http://www.bosai.go.jp/jindex.html
・運輸省港湾技術研究所 http://www.phri.go.jp/outline/phflm01j.html
・気象庁 http://www.kishou.go.jp/
・東京大学地震研究所 http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/TOTTORI/index-j.shtml