鯖石川改修記念公園

鯖石川及び支川別山川では、頻発する浸水によって床上浸水等の被害を受けてきている。最近では平成7年8月10日の水害がある。そのような背景から、下流部では平成15年度までに様々な改修事業が行われている。1996年度から橋場町、槙原町地内で大きく蛇行していた川を直線化・拡幅する工事を実施し、2000年5月に新河川への通水が行われた。護岸は水生動植物に配慮し、自然石を使用するなど、将来はヨシ原が広がるように工夫されたものである。新河川と旧河川に囲まれた三日月形の土地を整備して平成14年4月にできたのが、この鯖石川改修記念公園である。
それまで道路も曲がりくねりかつ細かったので、周辺の道路整備も行われ、松波地区と国道8号を結ぶ幹線市道11―130号線に、平成大橋(長さ117.7m、幅10m)、旧河川部の平成橋(長さ21.7m、幅10m)も新たに建設されている。また、市道11―1号線の開運橋(長さ111.2m、幅12m)も新たに架け替えられている。
液状化により地盤に亀裂、陥没が多数発生した。が、堤防は無事である(写真は7/19撮影)。

亀裂が走っている

噴砂

噴砂

堤防には変状は見られない


参考文献
1)新潟県柏崎地域振興局地域振興部ウェブサイト:http://www.pref.niigata.jp/chiikishinko/kashiwazaki/seibi/index.html
2)柏崎日報社ウェブサイト:http://www.kisnet.or.jp/nippo/nippo-2002-03-22-1.html

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