徳島大学で沿岸域工学の講義及び危機管理実習を行いました
2022.11.28
EJEC社員が徳島大学にて外部講師として講義を行いましたのでご紹介いたします。
講師の三上卓は徳島大学客員准教授でもあり、共同研究を実施しているご縁から、学生に向けた毎年講義を行っています。
また、香川大学・徳島大学が社会人も対象として行っている「四国防災・危機管理プログラム」における「危機管理実習」の講師も務めています。
1)徳島大学理工学部理工学科社会基盤デザインコース3年次「沿岸域工学」
- 日 時:
- 2022(令和4)年10月13日(木)
- 対 象:
- 社会基盤デザインコース3年次(46名)
- 題 目:
- 「沿岸域工学」
- 内 容:
- 東日本大震災の「津波被害調査」を紹介するとともに、三上が独自に行った「津波犠牲者に関する調査・分析」について講義しました。
受講者の感想
- 実際に現地を知ることで分かることをしっかり分析することの大切さを知った。
- 震災からの復興には災害ごみの処理が大切であることがわかりました。運ぶ前に分別しておくことで被災地の復興がすばやく行うことができるということが印象に残りました。また、現地の建物の様子で被害状況がわかるため、復興のための重要な手がかりとなることがわかりました。現地調査に行くことでしか得られない情報もたくさんあることが理解できました。
- 避難に関する調査からわかることが多くあると改めて知ることができ、今後の対策を考える上でも重要になることだと感じ印象に残りました。
2)四国防災・危機管理プログラム「危機管理実習」の『総括DIG訓練』
- 日時 :
- 2022(令和4)年11月6日(日)
- 対象 :
- 四国防災・危機管理プログラム受講者23名(社会人11名、大学院生12名)
- 題目 :
- 「総括DIG訓練」
- 内容 :
- 今年は、避難所運営訓練をテーマに、受講生が
・市災害対策本部
・市避難所運営担当
・施設管理者
・運営班(総務情報班・施設管理班・物資食料班・保健衛生班)
に分かれ、すべき事柄やルールを決めるとともに、ファシリテーターから付与されるイベントへの対応をディスカッションや、関係部署との具体的なやり取りを行いました。
今回の実習では、当社が関わった避難所運営マニュアル(東京支社地震リスクGr.)を紹介しました。
受講者の感想
- 最後に今までの実習をふり返る内容だったので自然と覚えられました。内容をまとめたwebページを作ってみたい(大学院生)
- 情報の錯綜・遅延、想定外のイベント発生時の対応など、柔軟な発想や過去の経験などの、もっと積み重ねてスキルアップしていく必要があると感じました。(県職員)
- 宮古市のHD建難所運営の確認をして今後に生かしたい(県職員)
- 実習をしてみて、周りがあわてている中で冷静に状況を把握することが難しことがわかった。また、他の班が行っていることや役割を聞きに行き、自分の現班がしなければならないことを把握する必要があると感じた。(大学院生)
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