AUVによる堆砂状況調査の有効性検証結果を土木学会論文集に発表しました!
2025.3.18
水中の調査を無人で実行するAUV(自律型無人潜水機)は,水中における生産性向上技術の1つとして注目されています。
このたび、EJイノベーション技術センターの大本が、論文「インターフェロメトリ音響測深機搭載のAUVを鳳来湖(宇連ダム)の堆砂状況調査に導入した場合の有効性について」を、土木学会論文集2025年81巻2号(公開日:2025年2月20日)に発表しました。
本研究では, AUVを鳳来湖(愛知県新城市)の堆砂状況調査に導入し,その有効性について精度・危険回避・コストの3つの観点から検証しています。
検証の結果、AUVによる計測結果は、深浅測量でも使用されるマルチビーム音響測深機(MBES)に匹敵する精度が得られることを確認しました。さらに、AUVが自律航行することにより作業員の安全性確保や労力軽減などに繋がり、AUV導入の有効性が認められました。
当社は、今後ともAUV活用をはじめとして、水域のインフラ整備や維持管理など水ソリューションサービスを積極的に展開してまいります。
株式会社エイト日本技術開発
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