アジア工科大学(A.I.T.)と奨学金提供を含む技術協力協定を締結
2014.9.18
アジア工科大学(Asian Institute of Technology, A.I.T)と(株)エイト日本技術開発は、2014年9月9日、技術協力に関する覚書(MEMORANDUM OF UNDERSTANDING)並びにスカラーシップ提供に関する合意書(MEMORANDUM OF AGREEMENT)に調印いたしました。
覚書は、今後5年間にわたるもので、(株)エイト日本技術開発によるスカラーシップの提供、共同研究、インターンシップの受け入れを行うことをうたっております。
スカラーシップについては、同大学院修士課程の学生に対して2年間にわたる援助を与えるもので、最初は「防災」を専攻するアジアの学生を対象とする予定です。
9月9日に同大学で行われた調印式には、(株)エイト日本技術開発からは磯山取締役(常務執行役員総合企画本部長)他が出席、アジア工科大学側からはWorsak学長に加えて、山本副学長、関係学部長・教授等が出席、覚書、合意書に調印しました。
アジア工科大学は国際的な高等教育を行う大学院・大学であり、アジア・パシフィック地域の持続可能な発展を支える研究の推進、人材の育成を目的に1959年、タイのバンコクに設立され、現在、約60の国や地域から1700人を超える学生が在籍しています。同大学のミッションは高度な能力と信頼を有し、地域の持続可能な発展と地球規模の経済発展における先導的な役割を担うプロフェッショナル人材を発掘・教育することであり、タイをベースとし、世界中に関連組織を有しております。
(株)エイト日本技術開発では中期経営計画においてアジア、特に東南アジアへの展開を強化していく予定で、本年6月には、アジア工科大学の下部組織であるA.I.T.コンサルタントとも技術協力協定を締結しています。また、9月にはバンコク駐在員事務所の開設を予定しており、今後は、東南アジアの中心ともいうべきタイにおいて国際的な協力関係を強化し、東南アジアにおけるビジネスの展開を加速していく所存です。
なお、この合意書等の調印についてはアジア工科大学のホームページにおいても紹介されています。
協定書などの取り交わし。左よりWorsak学長、当社磯山
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調印後の記念写真
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バンコク近郊のアジア工科大学
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