2024年6月26日(水)に、一般社団法人全日本建設技術協会の主催する、「令和5年度全建賞授賞表彰式」が執り行われ、株式会社エイト日本技術開発(EJEC)が関わった事業が3件受賞しました。
全建賞は、我が国の良質な社会資本整備の推進と建設技術の発展を促進するために設けられ、1953年の創設以来、日本の社会経済活動を支える根幹的なインフラ整備や、その時々の国民ニーズに沿った幾多の取り組みに対し、今回を含めて3,049事業に授賞されています。
【事業名】
都市再生整備計画事業・道路改良事業と連携した津久見川河川激甚災害対策特別緊急事業について
~災害からの復興に向けた新たなまちづくりへの挑戦~
【授賞機関】
大分県臼杵土木事務所建設課
津久見市まちづくり課
津久見市土木管理課
【事業概要と評価】
平成29年台風18号の豪雨の再度災害防止策としての引堤による河川改修と都市再生、道路改良が連携した取組。官と学のプロジェクトチームを結成し、地域住民へのヒアリングやワークショップを行いながら津久見川の河川改修と広場整備や景観形成などのまちづくり、安全性向上のための道路整備を連携して行った点が評価された。
【事業名】
品川駅北周辺地区下水道幹線移設並びに歩行者通路切替え(第1段階完了)
~新たな幹線道路整備に向けた官民連携による基盤整備マネジメントの取組み~
【授賞機関】
独立行政法人都市再生機構 東日本都市再生本部
【事業概要と評価】
下水道幹線移設と旧施設の歩行者通路利用整備の取組。関係機関で協議を行い、地域の冠水リスク解消のために先行移設して不要となった下水道幹線(雨水)を工事中の仮設歩行者通路として活用した点や、新規で鉄道用地を横断する施設を築造するより大幅なコスト縮減を図り、施工効率化を実現した点が評価された。
【事業名】
河川激甚災害対策特別緊急事業(真備緊急治水プロジェクト)
【授賞機関】
岡山県備中県民局建設部 河川激甚災害対策班
【事業概要と評価】
平成30年7月豪雨の再度災害防止策としての高梁川水系小田川支川3河川における堤防整備。河川横断構造物の統廃合による工期短縮、他工事発生土砂の流用によるコスト縮減を図った点や、進捗や道路通行止め情報を複数手段用いて発信するなど地域の方々から理解を得られるような工夫を行いながら、目標年度に完成させた点が評価された。