タイで地中レーダー等のインフラ点検技術セミナーを主催しました

2024.11.20

株式会社エイト日本技術開発(EJEC)は、2024年11月7日、タイ・バンコクにおいて、3次元データ取得により道路や橋梁等の構造物の効率的な点検・維持管理を行う技術・サービスの展開を目的とした技術セミナーを主催しました。
同セミナーでは、当社からビジネスデザイン室の大寺及び当社のタイ子会社であるEJEC(Thailand)Co., Ltd.のWiwat Sakunwanichが、株式会社カナン・ジオリサーチが開発した、地中レーダーと地上カメラを組み合わせたGMS3(Ground Penetrating Radar Mobile Mapping System 3D)という高精度の路面下空洞等調査技術と、当該技術を用いたタイでの実証実験走行の結果を報告致しました。また、自社開発も含めた空中・水上・水中のドローン等によるインフラ・橋梁などの点検技術・サービスも紹介しました。

当日は、在タイ日本国大使館及びキングモンクット大学(KMUTT)からの来賓挨拶を頂戴し、タイ運輸省道路局(DOH)、バンコク都(BMA)、タイ高速道路公社(EXAT)、タイ首都圏配電公社(MEA)、バンコク・エクスプレスウェイ・アンド・メトロ社(BEM)の他、アジア工科大学(AIT)や現地コンサルタント会社等、会場にて約90名の方が参加され、タイ国におけるインフラ点検・維持管理への関心の高まりが伺えました。

BoxWorks-Tokyo-2024

登壇者写真
(右端:EJECタイランドWiwat、右から3人目:EJEC 大寺)

  • セミナー会場の様子

  • GMS3調査車両の紹介

EJECは、老朽化が進みつつあるタイ国やアジア諸国の社会インフラに係る点検・維持管理技術・サービスの提供など、海外へのインフラ維持管理に関する事業展開を積極的に進めてまいります。