岸和田市「市内丸ごとラボ」を活用し、開発中のボート型ドローンによるインフラ点検の実証実験を行いました

2025.3.3

大阪府岸和田市は岸和田商工会議所と連携し、「市内丸ごとラボ」実証事業を推進しています。市内の社会課題を解決し、市民生活の質を向上させるような企業の先進的な取り組みや、新規ビジネスなどに対して、市内丸ごとを大きなラボ(実験室)として提供し、実証の機会と費用を支援するものです。

エイト日本技術開発(EJEC)は、インフラメンテナンスのDXに取り組んでおり、調査や点検に様々なドローンを導入しています。この実証事業では、ボート型ドローンを活用したインフラ点検の実証実験を行いました。 ボート型ドローンは、狭い水路や河川内橋脚の周辺など、人の立入りが困難な箇所や危険な箇所で、安全かつ短時間に構造物や地形などのデジタルデータを取得します。近年、ポンプ場や桟橋などの河川・港湾施設における調査・点検においても、このボート型ドローンを導入したいという声が多く寄せられ、様々な環境に適応できる機体を開発中です。

【実証事業の概要】
事業名称:新型ボート型ドローン試行実験
事業内容:ボート型ドローンを活用した橋梁・河川・港湾のインフラ点検
実施個所:木材コンビナート貯木場、大北下水ポンプ場
実施日 :令和7年1月27日~1月31日

  • 木材コンビナート貯木場にて
    ボート型ドローン搭載のソナーでデータ取得

  • ソナーが取得した地形データは
    リアルタイムにスマホで確認できる

  • 橋梁をボート型ドローンで点検

  • 高解像度カメラで橋梁の裏面の状況を確認

  • 下水ポンプ場の内部に投入

  • LEDライトを搭載しており
    暗所でも構造物がはっきりわかる