四国防災・危機管理プログラム「防災・危機管理実習」で、『災害弱者ペルソナ演習』を行いました
2024.11.28
四国防災・危機管理プログラムは、地震や水害等の大規模広域災害や多様化かつグローバル化する危機に対して適切に対応できる専門家の養成を目指し、社会人や大学院生などを対象に、香川大学と徳島大学が共同で実施している講座です。
2024年11月9日、株式会社エイト日本技術開発(EJEC)社員で徳島大学客員准教授でもある三上が『災害弱者ペルソナ演習』(受講生21名)の講師を務めました。
今回から内容を一新し、『災害弱者ペルソナ演習』を開発し、実施しました。与えられたペルソナを対象とし、災害時の災害弱者の行動や発言に加え、その時の心情を推察するという演習で、“人間中心設計(HCD)”を土木分野に取り入れる試みにもなっています。
本演習を通して、災害時の災害弱者の行動等を想像することにより、災害時に重要となる「発想力」を養い、地域の防災力を高めることが期待されます。また、“ペルソナ”を通して、様々な仮想ユーザーを想定することができ、地域の備蓄や避難所のハード・ソフト対策、防災訓練に役立てることができる防災・危機管理マネージャー®の技術向上が図れました。
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演習概要を説明
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様々な人の気持ちをボードに書き込む受講者
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