山口県美祢市中心市街地は、2つの河川が流れ、自然環境にも恵まれているにもかかわらず、自然にふれあったり、やすらぎを与える場がないことや、河川によって公共施設等が立ち並ぶ北側と、インフラ整備が遅れている南側に分断されており、にぎわいの創出が図れていないことが課題となっていました。
このため、自然と調和した中心市街地のにぎわい再生を目指した地域再生計画の核として伊佐川河川公園を整備し、自然を活かしたやすらぎ空間を創出するとともに、各種イベントが開催できる多目的広場の整備や、南北の連絡橋・遊歩道の整備により歩行ネットワークを形成し、交流人口の増大を目指しました。
川からの街づくり、伊佐川河川公園と都市計画道路の一体整備（都市計画道路ルートに合わせて河川の左岸側を大きく拡幅）が特徴です。