中島港 既設桟橋耐震補強
2014.3.25
離島の中島で唯一の耐震岸壁である桟橋を現行基準で照査した結果、基礎杭の耐震性能が不足することが判明しました。この桟橋の耐震補強設計を行いました。解析・対策検討は2次元地震応答解析(FLIP)にて行いました。
本桟橋はフェリー用として使用されており、供用しながらの施工方法を求められました。そこで、狭小なヤードと短時間で施工可能な新技術の伸縮ストラット工法を採用しました。
公共工事の中でも新設工事が縮小される一方、今後は耐震性能を要求される施設は増えてくると考えられます。その中で、現有施設を有効利用するための一工法として有用な対策と判断しました。
港湾名 | 地方港湾 中島港 |
業務名 | (地)中島港 設計業務委託 |
場所 | 愛媛県松山市中島大浦 |
設計期間 | 2013年3月20日~2014年3月25日 |
事業主体 | 愛媛県中予地方局 |
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