水収支解析による地下水利用基本計画検討
2014.3.31
沖縄県宮古島市において、水道水源となっている地下水流域の水収支及び地下水取水可能量の検討と共に、第3次地下水利用基本計画の改定案策定を行ったものです。
宮古島は、飲用水のほとんどを地下水に依存しており、水道水の安定供給は宮古島にとって大きな課題でした。ボーリングや電気探査により帯水層構造や塩水侵入状況を明らかにするとともに、サトウキビ畑等において蒸発散量観測等の現地調査を行いました。また、現地調査結果に基づき、数値解析モデルを構築し、地下水取水可能量を算出するとともに、地球温暖化に伴う気象条件の変化においても地下水が持続的に利用可能かを検討しました。さらに、これらの調査結果に基づき、第3次地下水利用基本計画の改定案策定を行いました。
業務名 | 平成24・25年度宮古島市水道水源流域保全調査業務 |
場所 | 沖縄県宮古島市 |
期間 | 2012年11月28日~2014年3月31日 |
事業主体 | 沖縄県宮古島市 |
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